2008年劇場鑑賞のお気に入り映画一覧
(2008-12-21) 空へ −救いの翼− レスキューウイングス
(2008-11-29) ハッピーフライト
(2008-11-09) 櫻の園 −さくらのその−
(2008-10-27) ICHI
(2008-10-19) バイオハザード DEGENERATION
(2008-10-13) アイアンマン
(2008-09-06) 劇場版 空の境界 第五章 矛盾螺旋
(2008-06-07) ラスベガスをぶっつぶせ
(2008-04-11) 劇場版 空の境界 第四章 伽藍の洞
(2008-04-11) 劇場版 空の境界 第三章 痛覚残留
(2008-04-11) 劇場版 空の境界 第二章 殺人考察(前)
(2008-04-11) 劇場版 空の境界 第一章 俯瞰風景
(2008-03-31) バンテージ・ポイント
(2008-03-03) アース
2007年劇場鑑賞のお気に入り映画一覧
(2007-09-23) エヴァンゲリオン新劇場版:序
(2007-07-15) TRANSFORMERS (US版)
(2007-06-17) OCEAN'S THIRTEEN (US版)
(2007-04-21) 名探偵コナン 紺碧の棺
- タイトル:
空へ −救いの翼− レスキューウイングス
DATA:日本映画。レスキューウイングスはコミックス、アニメ、小説などへ展開していた作品。
INTRO:
HIST:
2008-12-21 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-12-21) ★
原作小説やコミックは未読なので予備知識なしで見ました。自衛隊の救難部隊を扱った作品で、ストーリー的には
それほど意表をつくわけでなく王道展開。全体的に演技面ではチープな印象を受けたけど、様々な救助シーンや物語全体の
展開で十分楽しませてもらいました。
- タイトル:
容疑者Xの献身
DATA:日本映画。テレビドラマ「ガリレオ」の劇場版。テレビドラマの原作は小説。
INTRO:
HIST:
2008-12-20 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-12-21)
原作小説は読んだけど、テレビドラマ版「ガリレオ」は見ていません。原作にいないキャラである内海刑事がヒロインとして
出てくるのがドラマ版らしいという程度の予備知識。そういう意味で原作との違いに注目して見てみました。全体的には
うまく設定や展開がアレンジされていて劇場サイズにまとまっていたなぁという感じ。後半の一部の展開やクライマックスで
削られているエピソードには抵抗があるものの、映像故の迫力を感じる部分もあって楽しめました。
- タイトル:
犯人に告ぐ
DATA:邦画
INTRO:
HIST:
2008-12-14 テレビ録画で鑑賞。
コメント:
(2008-12-14)
原作小説は既読。面白かったのでそれがどう映像化されているかに興味がありました。んー、心配していたほど悪くない。
原作の雰囲気も出ていたと思う。全体的に盛り上がりに欠ける感はちょっとありますが、短時間で楽しめる映像作品としては
うまくまとまっている。
- タイトル:
ハッピーフライト
DATA:日本映画。ANAとタイアップした、矢口史靖監督作品。
INTRO:
HIST:
2008-11-29 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-11-30) ★
予告編映像などから、綾瀬はるか演じるキャビンアテンダントがメインな話なのかと思っていたら違った。空港の裏表で働く
様々な人がトラブルに立ち向かう姿を描いた職業人物語かな。こういう話は好きなので問題なし。ANAではないけど国際線は
それなりの回数利用したことがありますので、舞台裏が描かれているのは面白いです。これをドキュメンタリーとして見る
つもりは全くありませんが、それでも想像の一端として楽しいかなと。各登場人物が印象的で見終わったあとも物語全体と
いうより各エピソードが思い出されます。楽しいばかりの展開ではないので「スウィングガールズ」の時のような爽快な感じ
はありませんでしたが、なんか心に残った気がする。
- タイトル:
櫻の園 −さくらのその−
DATA:日本映画
INTRO:
HIST:
2008-11-09 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-11-09) ★
お嬢様学校が舞台の青春映画。演劇「櫻の園」の上演を実現しようと頑張る少女たちの物語です。正直に言えば予告編を見た
時に「マリ見て」が思い浮かんで興味を持ちました。もちろん映画自体はマリ見てとは全く違う内容のものでしたが、
ばらばらだった少女たちが団結していく姿は見ていて楽しかったですね。お嬢様学校という世界とは別に、携帯電話や日常
生活など現代風な姿も描かれていてちょっと新鮮な気分に。あえて突っ込みを入れるなら「演技うますぎ」でしょうか(笑)。
おかげで演劇の練習シーンなんて女子高の俄か演劇部とは思えない迫力がありました。見終わって、いい気分になれる映画。
- タイトル:
レッドクリフ PART 1
DATA:ジョン・ウー監督作品。三国志の赤壁の戦いを題材にした全2部作。
INTRO:
HIST:
2008-11-03 劇場で吹替版を鑑賞。
コメント:
(2008-11-03)
スケール感や合戦シーンの見せ方はエグい表現が多いながらも迫力があってかつ変化に富んでいる。三国無双のゲームシーンが
思い浮かぶようなアクションはなかなか楽しい。三国志のおいしいエピソードを集めてくればそれなりに盛り上がるでしょうし。
……前半はなかなか楽しく見ていたんだけど、後半は正直だれた。2時間に収めていれば盛り上がって終われそうだったのに、
後半明らかに間延びしている。それでいて気分を盛り上げて終わることすら出来ていない。
無理矢理2部作に分けたんじゃないの?と勘ぐりたくなってしまう惜しい出来。
- タイトル:
ICHI
DATA:日本映画。時代劇。
INTRO:
HIST:
2008-10-27 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-10-27) ★
主人公役の綾瀬はるかがかっこいい、そのメインビジュアルだけに惹かれて見に行った作品。正直なところ、物語等には
全く期待していなかったんですが、予想外に楽しめました。シンプルな話ながら登場人物もまぁまぁいい感じ。アクション
部分は思ったよりも地味で、シンプルな殺陣が大半。でも逆に変な演出が入っていなかったのがよかったとも思える。
- タイトル:
ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢
DATA:ミュージカル「コーラスライン」のリバイバル舞台のオーディションを描いたドキュメンタリー。
INTRO:
HIST:
2008-10-26 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-10-26)
題材となっているミュージカル「コーラスライン」は以前に映画版を見たことがあります。個々のキャラクタがとても魅力的な
内容で、それはミュージカル版からひきつがれたものだったようです。今回の映画を見て少しずつ「コーラスライン」のことを
思い出しました。ドキュメンタリーなので大きなドラマが描かれるわけではないですが、オーディションを扱ったミュージカル
の、そのまたメイキング的な立ち位置がなかなか不思議な感じで楽しい。オーディションにチャレンジする一人一人の必死の
思いが伝わってくるようでした。ミュージカル「コーラスライン」見てみたいなぁ。
- タイトル:
バイオハザード DEGENERATION
DATA:ゲーム原作。フルCG映画。実写版バイオハザードとは無関係。全国3館で2週間限定公開。
INTRO:主人公はレオンとクレア。
HIST:
2008-10-19 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-10-19) ★
フルCGのバイオハザード映画ということで、CGのリアルさ云々よりもゲームのバイオハザードがちゃんと映画になったという
感じ。確かにこれはバイオハザードです。冒頭はキャラの動きのぎこちなさなどが目にとまったけどすぐ慣れて物語世界に
没入することができました。フルCG映画だからCGの出来が…みたいな視点はすぐ消滅しましたね。別の世界にとんでいって
しまっている実写版バイオ映画とは比べ物にならないくらいちゃんとバイオです。展開もゲームの新作を見ているかのような
感じで楽しめました。春のゲーム新作の前にはBD/DVDになったりするのかなぁ。
- タイトル:
アイアンマン
DATA:
INTRO:
HIST:
2008-10-13 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-10-19) ★
見た目無骨なロボットが戦うアクション映画ということで、どう盛り上げるのかと思っていたけど予想以上に話を見せつつ
かっこよく演出されていた。特にロボットを作っていく過程が描かれているのが普通のヒーロー物と違って楽しいかな。
前半の地味な展開から後半の派手な立ち回りまで物語の起伏もあって、別に奥の深いストーリーというわけではないけど
アクションも展開も気持ちよく楽しめました。
- タイトル:
劇場版 空の境界 第五章 矛盾螺旋
DATA:アニメ。全7部作。
INTRO:
HIST:
2008-09-06 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-09-07) ★
今までは各話1時間弱だったこのシリーズだけど、今回は2時間弱のフルボリューム。原作が複雑な話なので尺がのびたのは
賛成。それでいて演出としては時系列が複雑に入り乱れていてわかりにくいんですが、まぁ見ていけばわかりますからね。
次の上映予定が未発表なのが心配です。早くみたいなぁ。
- タイトル:
日本沈没
DATA:2006年邦画。
INTRO:
HIST:
2008-08-31 テレビ録画で鑑賞。
コメント:
(2008-08-31)
これはパニック映画に見せかけた恋愛映画かな。原作はどうか知らないけど映画はかなりはちゃめちゃな内容ですね。
無理に悲壮感出そうとしてるけど、設定や展開にリアルさが無くて感情移入できない。まず冒頭の博士の行動が違和感あり
すぎでちょっと萎えた。見る前は石黒曜「死都日本」みたいなのを期待していたけど方向性が違ったようです。
でも序盤で期待違いに気付いて気持ちを切り替えたので、後半はそこそこ楽しめたかな。
- タイトル:
フライトプラン
DATA:2006年米。
INTRO:国際線飛行機内で娘が行方不明になり、飛行機開発者の母が必死に捜す。
HIST:
2008-08-31 テレビ録画で鑑賞。
コメント:
(2008-08-31)
飛行機の内部が描かれそうな物語に興味を持って、劇場に見に行こうか迷っていた作品。だけど、行かなくて正解だったかな。
設定にも展開にも無理がありすぎですわ。おかげで、やりすぎな主人公に全く共感できず、見ていて不快な気分になってきた。
不快にさせるところまでは製作者の意図通りなんだろうけども、そのあとそれが解放されないのがダメ。最後のシーンまで含
めて主人公に感情移入できないまま終わってしまった。
- タイトル:
攻殻機動隊2.0
DATA:押井守監督作品。CGパートを作り直したリメイク作。
INTRO:
HIST:
2008-08-04 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-08-10)
昔のアニメ映画「攻殻機動隊」に、CGパートを作り直したリメイク作品。前作は何度か見ているけど細かな部分まで覚えて
いるわけではないので比較できず。話は同じだったと思う。アニメ部分も今見ても見劣りするようなものではなく、いつ
見ても面白いことを再確認しました。
- タイトル:
スカイ・クロラ
DATA:押井守監督作品
INTRO:
HIST:
2008-08-02 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-08-03)
雰囲気は悪くないけど、戦闘重視でもなしドラマ重視というほどドラマぽくもなく雰囲気重視というにはキャラが唐突に
延々と話し始めるなど中途半端な印象。原作小説を読んでいないので設定や世界観を把握していく課程はそこそこ楽しめた。
でも映画では語りきれていないって感じなんだろうか。原作小説が呼んでみたいかなぁ。
- タイトル:
インクレディブル・ハルク
DATA:
INTRO:
HIST:
2008-08-02 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-08-03)
前にも映画化されてたはずですが今回は続編ではなく新作のようです。アクション映画だとわかっていて見に行ったので、
ストーリーや展開がツッコミどころ満載でも気にしない気にしない(笑)。逃亡劇がメインなのでアクションといっても
戦闘シーンは少なめ。まぁ、楽しめました。
- タイトル:
ナルニア国物語 第2章 カスピオン王子の角笛
DATA:
INTRO:
HIST:
2008-07-12 劇場で吹替版を鑑賞。
コメント:
(2008-07-13)
1作目が本格ファンタジーを期待して期待外れだったので、今回はもっと軽い気持ちで見に行きました。その考え方が
よかったか、そこそこ楽しめた。都合の良すぎるストーリー展開などには目をつむり、個々のシーンだけを楽しむ感じ。
いつも洋画は字幕で見るんだけど、今回は勘違いで吹替版を鑑賞。結果的には、より気軽に楽しめて正解だったかも。
- タイトル:
インディ・ジョーンズ 最後の聖戦
DATA:1989年米。「インディ・ジョーンズ」シリーズの3作目。
INTRO:
HIST:
2008-07-06 テレビ録画で鑑賞。
コメント:
(2008-07-06)
これも昔にテレビで見たことがあるとは思う。内容覚えていないのも相変わらず。なつかしのシリーズ作をテレビで
放送しているのは、劇場版最新作が上映されるからだけど、実は別に見に行こうとは決めていない。シンプルなアクション
物なので楽しめるとは思うけれど、強く見に行きたいとも思わないんですよね。機会があれば。
- タイトル:
レイダース 失われた聖櫃
DATA:1981年米。「インディ・ジョーンズ」シリーズの1作目。
INTRO:
HIST:
2008-07-03 テレビ録画で鑑賞。
コメント:
(2008-07-06)
昔にテレビで見たことがあるだろうとは思うけど内容は全然覚えていない。シンプルなアクションアドベンチャーなので
深く考えずに単純に楽しめる。地デジでハイビジョン放送だと昔の映画でも印象が変わりますね。それにしてもこのテーマ
音楽はずっと変わっていないんですね。内容覚えてなくても音楽だけはすぐわかります。
- タイトル:
劇場版 名探偵コナン 戦慄の楽譜
DATA:アニメ。劇場版12作目。
INTRO:
HIST:
2008-06-07 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-06-08)
あやうく劇場公開期間を逃してしまうところだった。クラシック音楽が題材になっているだけに、音楽の流れるシーン
が多く気持ちがいい。まぁ、内容事態は推理方面にもドラマ方面にもアクション方面にも中途半端で、ツッコミどころも
多々ありましたが、でも、これがコナンだから(笑)。コナンだから許される。アヴェ・マリアの音楽好きなんですよね。
- タイトル:
ラスベガスをぶっつぶせ
DATA:2008年米。原題は「21」。
INTRO:
HIST:
2008-06-07 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-06-08) ★
ラスベガス大好きな身としては気になるタイトル。なんだこのB級というかC級なタイトルは。原題のままでは
インパクトが無かったのかもしれないけど、あんまりにも…。でも内容は面白い。ブラックジャックを題材にして
いるのでカジノシーンも満載。気楽には入れなさそうな高級クラブなどもでてくる。「オーシャンズ11」なんかと
比べても「あ、ここは…」と感じる場面が多かったです。物語自体が突き抜けて面白いかと言われればそれほどでも
ないけれど、これはカジノシーンをじっくり確認するためにも家で見たいですね。
- タイトル:
ザ・マジックアワー
DATA:三谷幸喜監督作品
INTRO:
HIST:
2008-06-07 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-06-08)
「有頂天ホテル」以来の監督作品ということで期待していた。今回はギャング抗争のなかに、映画撮影と騙されて
俳優が巻き込まれるというコメディ。劇場で見ていて声に出して笑ってしまう場面が何度もあった。ギャグではなく
物語のなかの展開や会話で笑わせてくれる三谷監督作品は大好きですね。ただ、今までの作品ほど突き抜けた面白さ
を感じなかったというのも正直なところ。設定が複雑だからなのか、主人公が騙される側というのがすっきりしない
のかなんだか理由は自分でもよくわかりませんが…。気持ちいい終わり方なのに、見た後の幸せ感も不思議と控えめ。
DVDを買ってもう一度見たいかと言われるとちょっと考えてしまうかなぁ。
- タイトル:
劇場版 空の境界 第四章 伽藍の洞
DATA:アニメ。全7部作。
INTRO:
HIST:
2008-05-28 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-06-01) ★
劇場公開第二期開幕。ここまでの3作でアニメ化のクオリティには不安が無くなったわけで、あとはこれが続いてくれる
ことを祈るだけ。この話単体で見るとわけがわからないというかストーリー展開も少ないですが、やっぱり面白い。
クライマックスのバトルでは本当に気持ちよくかっこよく動いてくれるし。次は2時間弱の長編だそうでこれまた楽しみ。
- タイトル:
劇場版 空の境界 第三章 痛覚残留
DATA:アニメ。全7部作。
INTRO:
HIST:
2008-04-11 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-04-13) ★
連続上映で鑑賞した最後。いやー、面白い!原作がゲームではなく小説なので映像化自体が初めてなわけで、終盤の戦闘
の迫力はお見事です。まだこのあと4章分が今後上映されていくわけですが、これ、絶対に7章完結してから全部通して
見直したいよね。
- タイトル:
劇場版 空の境界 第二章 殺人考察(前)
DATA:アニメ。全7部作。
INTRO:
HIST:
2008-04-11 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-04-13) ★
タイトルの通り話の内容は完結しきっていないのでこの話だけ見ると物足りない部分もある。連続上映で見ても前後の
時間軸は繋がっていないのでここだけ放置された感じになるのは原作の通り。まぁ、このシリーズを単独の劇場作品と
してどうこう言ってもしょうがないやね。クオリティの高さは一章譲りです。
- タイトル:
劇場版 空の境界 第一章 俯瞰風景
DATA:アニメ。全7部作。
INTRO:
HIST:
2008-04-11 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-04-13) ★
池袋で第一章から第三章まで連続上映をやっていたので見に行ってきました。本来の上映期間中に日本にいなかった身と
しては劇場で見れるチャンスがあったことに大感謝。全7章を個別に映画化するというニュースを最初に聞いたときは
うんざりしたもんですが、予想外に短い間隔で公開される作品スケジュールは、長尺のOVA作品という捉え方のほうが
しっくりきそうですね。そしてこのクオリティ。すばらしい。Fateのアニメ版で感じた戦闘パートのしょぼさも本作では
さすがの劇場クオリティ。
- タイトル:
バンテージ・ポイント
DATA:2008年米。
INTRO:
HIST:
2008-03-31 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-04-06) ★
テロ発生前後の30分ほどの時間を、主人公を変えながら繰り返し見せるという特殊な構成。並行してみせるのではなく、
一人ずつみせては巻き戻すという演出は、展開の速さもあってジェットコースターのような印象。それでいて各人物の
シーンが終わって巻き戻された直後は、一瞬だけ休憩させてもらえる。劇場でざわざわする観客の雰囲気が感じられる
くらいに。それぞれの視点で少しずつ事実関係が紐解かれていくので一瞬たりとも目が離せない。正直、真相というか
テロの仕掛け自体についてはできすぎだろとツッコミを入れたくなる程度のものだし、結末も物足りない感じはありま
すが、でも面白かった。全ては見せ方の勝利って感じですかね。何度も何度も繰り返しみたいかと言うと2度も見れば
満腹なような気はしますが、この時間密度は相当なものです。
- タイトル:
APPLESEED EXMACHINA (US版)
DATA:2007年日本。フルCG。
INTRO:
HIST:
2008-03-18 BDを購入して鑑賞。
コメント:
(2008-03-23)
日本での映画公開時はサブタイトルのエクスマキナのほうが前面に押し出されていたようで、劇場版パト3を思い出します。
CG劇場版の前作が好きだったので期待していたんですが……期待はずれ。キャラ絵はわざとアニメっぽく見せているようだけど
動きのぎこちなさもあって違和感強め。PS3クラスにCGが綺麗になっただけのゲーム映像を見ているような気がしました。
まぁ、そんなことよりも問題は物語なわけで、アクションよりもドラマ重視。キャラ絵に違和感を感じている状態でこれは
かなり厳しいものがあるし、物語自体も驚きのない安っぽい内容で、眠気をこらえながら最後まで見たって感じですかね。残念。
- タイトル:
ベクシル 2077日本鎖国
DATA:2007年日本。フルCG。
INTRO:
HIST:
2008-03-12 HD-DVDを購入して鑑賞。
コメント:
(2008-03-16) ★
フルCG映画の映像美はやはりハイビジョンビデオソフトだと迫力が違う。実写ももちろん綺麗になるけど迫力が違う気がする。
さて内容面について。日本がハイテク鎖国したというぶっとんだ設定は面白い。物語や展開的には無理がある気はするけれど
それはまぁこの際置いておこう。広い心で受け止めたほうがいい。CG映画ならではの力押しと言ってしまえばそれまでだけど、
それはそれで充分楽しめたし、例えば突入シーンの高揚感はかなりのものがありました。一言で言えば面白かったです。
- タイトル:
ブラッド・ダイヤモンド
DATA:2007年洋画
INTRO:
HIST:
2008-03-09 HD-DVDを購入して鑑賞。
コメント:
(2008-03-09)
アフリカ紛争地域を舞台にダイヤモンドを求める人たちの争いを描いた映画。不正ダイヤがどうやって世界で売買されて
いくかというような政治的な部分に期待していたんだけど期待外れ。アクション重視じゃないのは確かなんだけど、
人間ドラマがよかったかというとそれほどでもなく中途半端な印象かなぁ。悪くはないですが。
- タイトル:
アース
DATA:2007年。自然映像「プラネットアース」等のスタッフ作品。
INTRO:
HIST:
2008-03-03 劇場で鑑賞。
コメント:
(2008-03-09) ★
プラネットアースのスタッフの手による映像。地球の自然と生命の営みをつづる1時間40分。退屈しないです。
物語がなくてもドラマが感じられる。こういう映画もありですね。……というのが初見の感想です。
で、後日、自宅で未視聴だったHD DVD版のプラネットアース(US版)を見てみてびっくり。あれ、この映画ってプラネット
アースの映像を編集して作ったものだったんだ?もし先にプラネットアース見ていたら新鮮味という意味ではガクンと
落ちてしまうね。自分の場合は初見だったので問題ありませんでしたが。
- タイトル:
エリザベス:ゴールデン・エイジ
DATA:2007年
INTRO:
HIST:
2008-02-24 劇場で鑑賞。2008-03-30 飛行機の機内放送で鑑賞。
コメント:
(2008-02-24)
かっこよさそうだなぁと思って見に行ったんですが、時差ボケ状態だったこともあってか前半意識が飛びまくってしまい
話やキャラが理解できないままクライマックスへ。うわーん(涙)。やっぱり女王はかっこよかったけど、もうちょっと
細かなシチュエーションを理解して楽しみたかったです。自分が悪いんですけどね…。
コメント:
(2008-03-30)
飛行機の機内放送でたまたまやっていたので改めて見てみました。んー、想像の範囲内というか特別に新しい発見も
無いというか……(汗)。クライマックスへの展開と女王近辺の登場人物との関係が薄いから別に状況をわかったうえで
見てもたいして印象は変わりませんでしたね。それでも最後は気分が高揚したし、女王のかっこよさも健在ですが。
- タイトル:
キサラギ
DATA:2007年邦画
INTRO:
HIST:
2008-02-16 DVDを購入して鑑賞。
コメント:
(2008-02-17) ★
映画館で上映していたことすら知らなかった本作ですが、後に評判を聞いて面白そうだったのでDVDを購入しました。
ネット仲間のOFF会を舞台に繰り広げられる真相究明の物語。単なる推理劇ではなく、集まったメンバーの感情の
ぶつかりあいがあるところが熱い。ほとんど同じ場所を舞台に会話だけで物語が進んでいくのって結構好きなんです。
次々と明かされる真相と、つながっていく因果関係。ミステリー的な楽しさと人間ドラマ的な楽しさと熱い想いが楽しめる。
最後の終わり方も気持ちいいです。
- タイトル:
ORIGIN: SPIRITS OF THE PAST (US版)
DATA:2006年日本アニメ。原題は「銀色の髪のアギト」。US版だけど、日本語音声あり。
INTRO:
HIST:
2008-01-30 DVDを購入して鑑賞。
コメント:
(2008-02-03)
GONZO製作で映像は綺麗だし、クライマックスでかかるテーマソング(?)はかっこいい。CMでも印象に残っていたから
公開当時、映画館に見に行きたいなと思っていて行けなかった作品。……でも実際に見てみたら……。
まったく感情移入できない主人公と物語に唖然。ヒロインの名を叫ぶシーンが多い主人公なのにも関わらずあれだけ
感情のこもらない叫び方ではねぇ。まぁ、それ以前に物語展開に無理がありすぎたから主人公を責めるのは酷という
ものか。これだけ部分的にすら気分が盛り上がらなかった作品は珍しいです。ふー、失敗失敗。
- タイトル:
たそがれ清兵衛
DATA:2002年邦画。原作は藤沢周平の小説。
INTRO:
HIST:
2008-01-20 HD-DVDを購入して鑑賞。
コメント:
(2008-01-20) ★
幕末を舞台にした時代劇だけど、全体的に暗い話で派手な盛り上がりはない。でも最初からそんな派手さは期待して
いなかったので問題なし。じわじわと世界に入っていって結局最後は泣いてしまった。終盤まで話は淡々と進むので
どうなることかとは思いましたけどね。家族への愛情が感じられる素敵な作品。
- タイトル:
ピアノの森
DATA:2007年アニメ。原作は一色まことの同名コミック。
INTRO:
HIST:
2008-01-19 DVDを購入して鑑賞。
コメント:
(2008-01-20) ★
原作未読なので、ピアノが題材だということくらいしか予備知識なしで見ました。音楽モノという時点で好みな内容
なのでとても期待していたんですが、期待を裏切らずとても面白かった。そして気持ちよかった。音楽に浸れるって
やっぱり気持ちいい。そこに人の思いが込められて、気付けば涙が出てくる。今後も見直したくなりそうな作品。
- タイトル:
BLADE RUNNER The Final Cut (US版)
DATA:1982年米の再編集リマスター版。US版の 5-DISC COMPLETE COLLECTOR'S EDITION に収録。US版だけど日本語字幕あり。
INTRO:
HIST:
2008-01-13 BDを購入して鑑賞。
コメント:
(2008-01-13) ★
日本ではアルティメット・コレクターズ・エディションと言われているものと同等内容だと思うけど、USではBlu-Rayでも発売
されたので購入。メインである The Final Cut の本編およびコメンタリーには日本語字幕が入っている。ちなみに他のディス
クに収録されている特典映像や歴代バージョンの本編などは日本語字幕無しです。
さて、25年も前の作品のBDで映像はどうかなと思っていたんだけど、丁寧に編集されているらしくきっちりHD感が出てて感動。
冒頭の夜景を見ただけで印象が違う。こういう映像を見ると、フィルムの底力を感じますね。
あ、本編については今更特に何もコメントするまでも無し。ディレクターズカット版のDVDも持っているし過去何度も見ている
お気に入り作品ですしね。この世界観大好きです。
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